更新日:2025.7.29.
家事のこと
なんとなく、家の中が片付かない。
気づけば、洗濯物が部屋のあちこちに…。
そんな「暮らしにくさ」を感じている方、
実は少なくありません。
洗濯は、洗う → 干す → しまう
という一連の流れの中で、
とにかく“モノが動く”家事。
ちょっとした動線の違いが、毎日の負担の差にも。
今回は、70㎡からの住まいを中心に、
大きく間取りを変えずに
“洗濯動線”を整えた家事ラクな事例を
ご紹介します。
目 次
>施工事例はこちら|アイデアで料理と洗濯が楽になる、家事のしやすいおうち
共働きで3人のお子さんがいるA様。「干す・しまう」が効率よく完結できる洗濯動線に。洗面室の収納扉を開けると、室内干しスペース。移動せずに洗濯物を干せます。さらに、リビングにも室内干しを設置し、洗濯量が多い日も安心。干し終えた洗濯物は、隣接するファミリークローゼットへハンガーのまま片付けられるため、畳む手間も省けます。
キッチン・洗面・浴室が直線上に配置された、効率的な水まわり動線。
もともと回遊性のある間取りを活かしながら、洗面台の位置を調整することで、廊下側からのアクセスもスムーズに。
料理をしながら洗濯機を回し、時間になればそのまま子どもをお風呂に──そんな“ながら家事”が自然と叶う配置になっています。
洗面室には室内干しスペースも設けており、洗ってすぐにその場で干せるのもポイント。干し終えた洗濯物は、ファミリークローゼットへスムーズに収納可能です。
寝室とリビングのあいだに設けたウォークスルークローゼットが、洗濯と収納、どちらの動線にも自然につながる場所に。
洗濯物を干す→通り抜ける→そのまま収納、という一連の流れがスムーズに。
WTCは通路の役割も果たすため、風通しも良く、自然と“洗濯物の置きっぱなし”が減る工夫にも。
また、日常使いの収納スペースとして、寝室側とリビング側のどちらからもアクセス可能。北側と南側の部屋をつなぐ形で、空間を仕切りながら風の通り道にも。
キッチンを家の中心に配置し、廊下収納・WIC・洗面とつながる回遊動線を実現した住まい。
このおうちでは、浴室乾燥を活用して「洗う→干す→しまう」の最短ルートを実現。回遊動線を活かしながら、室内干しスペースから廊下収納へスムーズにしまえるよう設計されています。
移動距離が短くなることで、洗濯の手間が軽減され、片付けまでスムーズに。
洗面室を広げ、ランドリールームを新設した戸建てリノベーション。
「脱ぐ→洗う→干す→しまう」が一直線でつながる洗濯動線。
ウォークインクローゼット(WIC)は、ランドリールームと洋室のどちらからも出入りできるつくり。さらに洗面室を通じてリビングや子ども部屋にもつながるため、家の中を“ぐるっと回れる”快適な動線に。
洗濯は毎日のように発生する、暮らしの基本の家事のひとつ。
だからこそ、その動線を少し整えるだけでも、思っていた以上に気持ちや時間に余裕が生まれていることも。
「なんとなく家事がしづらい」「洗濯物が片付かない」と感じている方こそ、 “動線”という視点で、自分たちの暮らしを見直してみるきっかけになるかもしれません。
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