アイデアで料理と洗濯が楽になる、家事のしやすいおうち｜マンションリノベーション

住み慣れた地域の中古マンションを購入し、リノベーションによるお家づくりを選ばれたＡ様。共働きで3人のお子さまがいらっしゃる暮らしは、快適な家事動線と明るく風通しの良い住環境がポイントとなりました。

1．家事がしやすい家

2．光と風が通る住環境

3．将来を見据えながら今は広々と

WAKATTEポイント１

家事がしやすい家

共働きのＡ様。以前からご夫婦でしっかり家事分担されていたこともあり、料理と洗濯の動線づくりは特にこだわりました。

対面式だったキッチンは、向きを90度動かすことで、ダイニングテーブルをキッチンに横づけするストレートダイニングに。配膳が楽になり家族も手伝いやすく。また、天板は掃除がしやすいステンレスのフラットなタイプを採用しました。

洗濯の動線にもおもしろい工夫が。洗濯機を置いている洗面所の入り口を廊下側とリビング側の2か所に設け、洗い終わった洗濯物を、室内干しスペースがあるリビング側からも取り出せるようにしました。ファミリークローゼットに隣接しているので、乾いた洗濯物をしまうのも楽々です。室内干しのスペースは、浴室、洗面所、リビングとたっぷり設けています。

WAKATTEポイント２

光と風が通る住環境

奥様のご実家は昔ながらの日本家屋。原体験にある、風通しの良い住環境をイメージしました。北側の部屋は暗くなりがちですが、洋室のWICとキッチンのパントリーとが引き戸でつながっていたり、洗面所との間には光を取り入れる室内窓が付いていたり、光や風が通り抜ける設計になっています。空気がこもりがちな洗面所は、リビングにつながる扉の上に開口を設けました。

WAKATTEポイント３

将来を見据えながら今は広々と

和室を無くしてリビングを広げ、ファミリークローゼットを新設。ご主人の希望で作ったハンモックはソファーの代わりとなり、場所を取らないのでリビングを広く使えます。２つの個室は、子供の成長に合わせて使い方を変えられるように用途を固定せず、ゆとりを持たせました。現在は、３人のお子さんのうち、中学受験を控えたご長男が個室を使用しています。今は2LDKですが、将来はリビングの一部を個室にできるようになっています。

忙しいからこそ、家族で過ごす空間を大切にする

共働きで忙しい中でも効率的に家事を行えるように、また、3人の子どもたちが成長に合わせてのびのびと暮らせるように、アイデアたっぷりのリノベーションとなりました。リビングのハンモックは、旦那様のこだわりがつまっています。また、家事動線が整ったことで、ご夫婦で分担していた料理と洗濯の役割を交換するという変化もあったそうです。どの部屋に居ても、自然の光を取り込める環境は温かみがあり、家族のコミュニケーションが自然と生まれる、風通しの良い空間が完成しました。