更新日:2024.10.19.
子ども部屋
「小さくてもいいので、子どもに個室をつくってあげたい」と思っても、なかなか広さのイメージがつきづらいと思います。
今回は4畳の子ども部屋をつくった施工事例をご紹介します。
お子さまが小さいうちは、家族の寝室やワークスペースとして使い、成長したらお子さまの個室へと、コンパクトですが無駄なく使えるのでおすすめです。
✔4畳だと、どんなレイアウトになるの?
✔収納はどうしてる?
こういったことが知りたい方の、参考になれば幸いです。
目 次
部屋を広く使うために、造作のロフトベットを採用。ロフトの昇り降りはお子様の安全を考え、ハシゴではなく階段にしました。階段の一部を収納にするなど、空間を有効活用する工夫もたっぷりです。高校生の息子さんは、PCを置いても余裕がある幅広のデスクを造作、小学生の娘さんは夢だったハンモックを設置し、それぞれの要望もしっかり叶えました。
約4畳の子ども部屋を2つ。コンパクトでも窮屈感がないのは、初めから家具配置を考えて設計しているから。ベッド、机、学用品をしまうラックの置き場所まで、子どもの成長も想定して考えます。デッドスペースになりがちなマンションの配管スペースによる空間も造作の勉強机として活用しました。コンセプトは「子どものやりたいことを伸ばす場所」。壁紙はお子さんが自分で選んだもので、息子さんは「一人で寝てみようかな」とチャレンジする気持ちも育っているそうです。
▷デッドスペースの柱型を活かして、スタディカウンターを造作。ベッドは置かず、マットレスで寝ているとのこと。
▷お姉ちゃんのお部屋もスタディカウンターを造作。タブレットや小物収納のため、カウンターを2段にしています。
子ども部屋が複数ある場合、同じ大きさにすることが多いですが、3人のお子さんの年齢差や用途をふまえて、広さやクローゼットの有無などを決めました。6歳差の姉妹は4.2畳の一部屋を共用。洋服が多いので壁一面に姉妹専用のクローゼットを設置しました。息子さんの部屋は3.3畳。窓はありませんが、隣のワークスペースとの間に室内窓を設け、自然光を取り込みます。ロフトベットなので床が広く使え、友達が遊びに来ても余裕があるそうです。
子どもの成長と共に、個室の用途が変わるプランを提案しました。ピアノを頑張る娘さんが気持ち良く練習に打ち込める環境をつくることが要望のひとつ。お子さんが小さいうちは、リビングからも練習する様子が見える4畳をピアノのある子ども部屋にして、4.7畳はシングルの布団が3枚敷ける家族の寝室に。いずれは、4.7畳にピアノ、机、シングルベッドを置いて娘さんの部屋にし、4畳が夫婦の寝室になる予定です。
▷奥に見えるのが、4.7畳の個室。今は家族の寝室として過ごしています。
WAKATTEでは、お客さまの要望を踏まえた子ども部屋のご提案をさせていただきます。子ども部屋にお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
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