COLUMN 住まいの豆知識

中古住宅購入のメリットは、まず「新築より安く購入できる」ことが挙げられますが、それ以外には「実物を見てから購入できる」ことが挙げられます。

そこで大事なのは、購入前の内見です。
今回のコラムでは、リノベーションを前提に中古住宅を購入する場合の内見のポイントについて、お伝えしていきます。

内見のポイントとは

資料で分からないこと

築年数、面積、構造、立地、などは不動産屋が提供してくれる資料で確認することができます。この時点である程度希望条件に当てはまるか否かは分かりますね。
ですが都合の悪いことはわざわざ資料には書かれていないことも多いです。

内部はリノベーションで変えられる

内装や設備機器の劣化は、リノベーションで新しくできるので問題ありません。床鳴りや壁のヒビ割れ、カビなども、リノベーションで解決することができます。間取りも、構造によっては大きく変えることが可能です。

内見のポイント

建物の向き

日当たりはリノベーションで改善することができません。時間帯によって日差しの方向は変わるため、方位磁石を持参し、間取り図に書き込みをすると良いです。
バルコニーの向きによって洗濯物の乾きやすさも変わります。

周辺環境

部屋の向きだけでなく、周囲の建物によっても日当たりは変わります。
・隣の建物との距離
・隣の建物の高さ
・近くの道路
などにより、風通り・眺望・騒音の確認をしましょう。
また、通勤通学の経路やスーパーまでの道のりの確認も大切です。最近は自然災害に対するリスク回避の意識も高まっておりますが、これはハザードマップでも確認することが可能です。

管理状態(マンションの場合)

マンションの場合は、共用部の管理が行き届いているかを確認しましょう。管理がずさんだと住みづらく、マンションの資産価値も下げてしまいます。

見ておくと良いところの例としては、
・建物の外観:外壁や植栽の劣化が放置されていないか。
・エントランスや廊下:清掃が行き届いているか。掲示板が活用されているとコミュニティの様子も分かります。
・ごみ置き場:周辺やごみを入れる場所が汚れていないか。「24時間ゴミ出し可能」は便利ですが、汚れがそのままになっていないかどうかは確認が必要です。
・駐車場や駐輪場:玄関までのアクセスはどうか。平置きか機械式か。区画がきちんと分けられて乱雑になっていないか。屋根があると買い物帰りや子供と一緒のときにも楽ですね。

内見では分かりにくいこと

修繕積立金・修繕計画(マンションの場合)

マンションの構造体は、共有部なので個人がリノベーションで修繕することはできません。マンションの寿命は、築年数だけでなく適切にメンテナンスがされているかに大きく左右されます。
そのため、修繕積立金が安いマンションは一見好条件に見えますが、きちんとした修繕がなされてきていない可能性があります。管理組合で保管されている「長期修繕計画」を見ることができれば、適切な周期で修繕計画が立てられているか、そのための費用が計画通りに積み立てられているか、を確認することができます。ただし購入前の第3者への公開は任意であるため見せてもらうことができるかどうかは分かりません。
あくまで目安ではありますが、一般的なマンションの修繕積立金が専有面積1㎡あたり200円ほどと言われていますが、築年数が経つほど修繕積立金が値上げされていくことが多いです。


リノベーションのしやすさ

リノベーションで間取り変更をする場合、建物の構造によっては
・柱や壁が撤去できない
・水回りの位置を変更できない
など、大幅な間取り変更が難しい場合があります。これはプロに相談しなければ分からないことですが、理想のリノベーションを実現できるかどうかの大事なポイントです。
WAKATTEでは、内見に同行させていただくことも可能です。また、内見前に購入予定物件の図面をお持ちいただき、図面から分かるリノベーションのポイントについてお伝えすることもできます。

まとめ

1回の内覧時間は、状況に異なりますが1~2時間ほどのことが多いです。限られた時間で確認漏れがないよう、あらかじめ見るポイントや不動産屋に聞くポイントをまとめておきましょう。
マイホーム購入は一世一代の決断です。購入に迷ったとき、内見前に相談したいときは、ぜひWAKATTEにお声掛けごください。物件資料や図面を見る上でのポイントなどについてのご相談も承ります。

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