NEWS お知らせ
2026.4.20.
<イベントレポート> 子育て中のWAKATTEメンバーが、伝えた“共感力の源”とは
2026年3月、ジェルコ(日本住宅リフォーム産業協会)関東甲信越支部が主催する「ジャンヌダルクの会」に、WAKATTEブランドマネージャーの彦坂を中心にしたメンバー4名が登壇しました。ジャンヌダルクの会は、同業種の第一線で働く経営者や実務者が集まる、30回以上の開催を重ねてきた交流・研修の場です。
そんな場でWAKATTEがテーマとして掲げたのは、“「制約」を「最強のブランド」に”。子育て中の母親でもあるメンバーたちが、なぜ自らブランドを立ち上げ、どんな思いで日々の仕事に向き合ってきたのかを語りました。
今回の記事では、当日の登壇内容をもとに、みなさまにもWAKATTEの思いをお届けします。
「わかって」という名前に込めた思い
以前、同業の方から「会社の思いではなく、お客さまの思いをブランド名に込めているのがいい」と言われたことがあると、彦坂は振り返りました。WAKATTEには、お客さまに「この人たちならわかってくれる」と感じてもらえる存在でありたい、という思いが込められています。
彦坂は、2度の産休・育休を経てプランナーとして復帰したとき、ある感覚を持つようになったそうです。


資料をもとにプレゼンを進める彦坂
“提案するプランが、以前と比べてお客さまによりフィットしている感覚があったんです。そのとき、リノベーションの仕事と家事育児の経験が重なることで、お客さまへの共感力が一番高い状態になっているんだと気がついたんです。(彦坂)”
ただ当時は、その強みをどう生かせばいいのかわからず、時に子育て中の母として時短勤務の制約に引け目を感じながら、「活躍したい」という気持ちだけがあったといいます。


そこで彦坂が考えたのは、「活用」と「活躍」の違い。
活用とは、誰かに使われること。活躍とは、自分が主体的に動くこと。制度を整えてもらうのを待つより、自分でフィールドを作った方がいい。そう考えて会社に提案したのが、子育て中の女性だけのブランド、WAKATTEでした。
お客さまの声を、一番近くで受け取るために
現在WAKATTEではリノベーションの設計・営業だけでなく、ホームページやInstagramの運用、発信する内容まで、4名のスタッフ自身が手がけています。「どうして、専門職が自ら発信を?」という問いに対しても、登壇の中で丁寧に語られました。
「子ども部屋の問い合わせが増えてきた」と感じたら、関連する施工事例をまとめた特集ページを作ってトップに掲載する。暮らしの中で「これって意味のない動作だな」と気づいたことがあれば、それをそのままInstagramのリールにして発信する。そんなふうに、日々の実感をそのまま提案につなげる姿勢が、WAKATTEの発信の根幹にあります。


Instagram運用については、担当の椎名が中心となって話しました
“ご飯を食べようとしたら、ダイニングテーブルの上の書類をただ移動していた時に、あ、これって無駄な動作だなとふと気がついた。こういうことって他の家庭でもあるんじゃないかと思って、日々のモヤっとをリノベーションで解決する動画を作りました。(椎名)”
日々の暮らしの中での小さな気づきを、タイムラグなく発信に変えられるのは、WAKATTEが自ら運用しているからこそです。
お問い合わせへの向き合い方も同様です。資料請求後に何度も電話をしたり、繰り返しメールを送ったりするのではなく、お客さまとの相性やタイミングを見極めながら、無理のない距離感で関わることを大切にしています。


営業の考え方については、杉村がお話ししました
“こちらから直接的に営業をかけることは基本的には行っていません。無理な営業をしないことで、出会えたお客さまにしっかり向き合うことができています(杉村)”
お客さまが今何を求めているのか、何に困っているのか。それを一番近くで感じ取れるのは、同じように子育て中の毎日を送っている立場であるからこそ。ブランド立ち上げ当初から、お客さまと接する機会を積極的につくり、自分たちの手で試行錯誤を重ねてきた積み重ねが、現在のWAKATTEにつながっています。
母としての日々が、提案につながる理由


お客さまとの家づくりでのエピソードを紹介する中で、彦坂はこう話します。
“現地調査にお伺いする前に、必ず「お片づけはしないでください。いつものお家を見せてください」とお伝えしています。(彦坂)”
普段の暮らしの中にこそ、本当に必要なものが見えてくる。毎日当たり前に過ごしていると、自分では気づかないことがたくさんあります。表面的な要望だけでなく、「どこか使いにくいんですよね」という、言葉にしづらい思いも、WAKATTEだからこそ汲み取ることができるとメンバーたちは口をそろえます。


プラン提案について話す斎藤
“子どもの成長はあっという間です。ライフステージの変化の中で困ることがないようなご提案を心がけています(斎藤)”
たとえば、共働きで5人家族のお客さま。大量の洗濯をどうにかしたいというお悩みから、洗濯が終わったらハンガーのまま室内干しへ、乾いたらそのままウォークインへしまえる動線を提案したことがありました。「家事動線が整ったことで、夫婦で役割を交換することもある」という嬉しい声につながった事例だといいます。
52㎡という限られた空間をもつ間取りのお家では、玄関からキッチンの間を通ってリビングへ向かう2列型キッチンを提案。水回りの仕事をしながらリビングのお子さまを見守れるプランです。また、赤ちゃんをリビングに1人で置いてお風呂に入るのが心配、というお声から、脱衣所にゆとりのスペースを設けた事例もあります。
“こういった提案は、実体験がないとなかなか想像力が働かない。だからこそ私たちの強みだと思っています(彦坂)”
子どもたちと一緒に、WAKATTEも成長し続ける
WAKATTEのスタッフの子どもたちは、現在、赤ちゃんから高校生まで年齢層はさまざま。子どもは日々、体も心も成長し、家族の暮らしも時間とともに変化していきます。
そのたびに新しい悩みが生まれ、新しい気づきがある。
それが経験となり、将来必要になる少し先の家族の暮らしを実体験と共に伝えることができるのも、WAKATTEが家づくりの頼れる相談相手として頼ってもらえる理由のひとつです。
今回の登壇を、斎藤はこう振り返ります。


“私たちの発信が少しずつできるようになってきて、お客さまへの認知度が深まってきたと感じることも増えました。応援してもらっているのがすごく嬉しいですね(斎藤)”
そして、WAKATTEは現在テレワークも積極的に取り入れ、定休日は水・日祝、勤務は17時までという働き方をしています。例えば子どもの体調不良があった際も自宅で仕事ができ、移動時間がない分、お客さまと向き合う時間に充てられます。
制約があるからこそ生まれた働き方について、彦坂はこのように伝えています。


“この働き方やコンセプトって、子育て中だけではなくて、介護とかペットとか、ニッチだけど絶対需要がある分野はたくさんあると思うので、そういった方々まで広げていけるといいなと思っています(彦坂)”
リノベーション業はもちろん、さまざまな事情を抱えながらも「気持ちよく働き、暮らしたい」と願う人たちへのヒントになれたらという思いで、WAKATTEは歩み続けます。
登壇を終えてあらためて感じた、積み重ねてきたことの意味
登壇後の質疑応答では、「リフォーム・リノベーション業界はこれからますます女性の力が期待される分野だとずっと思ってきた。それをしっかり形にして結果を出されているのが素晴らしい」というような声が届きました。
また、今後仲間を増やしていくうえで、社内で困りごとを抱えながらも実力のある人たちの力を生かしたい、という彦坂の思いも同業のプロたちの心に届いていたようです。それはWAKATTEが、お客さまのことを本気で考え続けてきたからこそではないでしょうか。
母業に終わりがないように、WAKATTEとしての成長にも終わりはありません。
「どうしたらいいのかわからない」という気持ちもそのままで、お気軽にお問い合わせください。

